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あっはははは!

スター型相関図ジェネレータというものをやりました。

いつき--[片想い]--[友達]--キョン

という私としてはたいへん納得のゆく結果がでました。
他。

ツナと雲雀  友達以上恋人未満
ツナと骸  同志(なんのだよ!)
幸村と佐助  悪と正義※
幸村と伊達  同志
アレルヤと刹那  知り合い(爆)

※これ長政のが向いてるんじゃ…


まさかだぶるおの時間帯をおもっくそ間違えて見逃したので、八つ当たりと時効が切れる前に書いちゃえ★ということで、酔いが一気に醒めて血の巡りが悪いと言われてた現時点(3:33!わお!)に実行してみようと思います。
あーあ、オールバックアレルヤ見たかったな。二期は何年後まですっとぶらしい。
ロックオンカムバーっク!

なにぶんはじめてのくせによりによって最終回の日。
何が出てきても心臓発作とかでなんかしなねぇぜという方だけ読んでください。
なにも書いてないけれど、多分えぐい方面にさよならロスト。
…もしかしたらまだ酔ってる?(知るか
<---刹那--->

刹那・F・セイエイという仮の名前が与えられる前、そう、もう何年も前の話だ。
聖戦と言われ続け、信じ込んで機械に乗った人間相手に生身の体で対抗しようとしていた愚かな時分のこと。きっと確かな記憶を持っている仲間(というより、同じ仕事をした目的以外同一ではない希薄な相関で成り立った人間)は、ごく僅かしか残っていないに違いない。
クルジスという場所に生まれたのが悪かったのか、単に運がなかっただけなのか、知らないし興味もない。けれど、ある程度操縦を理解できる子供ならば誰でも扱えるようなライフル片手に戦場を無様に走り回ってろくに衣食住も保証されなかったあの頃のことを思い出すと、正直気分が悪くなる。硝煙、血潮、鼻につく臭気、戦場を感じさせる何もかもが。その限りでない唯一は、あのときに見た、羽根のように光を広げたあの機体。自分が乗っているのと同じ機体だけ。
エクシアを駆って世間体から見ればテロのようなことを行なう以前から、何年も前から見慣れている人間の死体。だらしなく力の抜けた死体は触ってみればとても冷たく、かたく、食えたもんじゃない上に放っておくと蛆が沸き蝿がたかる。焼殺された死体はとくに鼻に悪く、いや、この際死体は目にも鼻にも悪いだろう。それを見慣れている自分の頭も疾うに螺旋の1、2本抜け落ちていかれていることくらい、知っている。だからスーツを着て、機体に乗って、臭気や人間の生焼けになる、料理とは違う臭いと遮断されれば、より冷徹になれた。相手は武器を保有する軍人が主で、平和になるであろうこの先の未来には必要ない。そしてこの先の未来に、戦争に関わった自分はいらない。
同じく機体を駆る人間の一人がそれを聞いて、「お前、その若さでそんな暗いことしか考えてないと、女の子にもてないぞ」と呆れた顔で言った。不謹慎だと鋭く咎めた別の人間に、普段は反りが合わないけれども、珍しく同調した。
ロックオン・ストラトス、ティエリア・アーデ、アレルヤ・ハプティズム。同じ組織の思想の下で、数少ないガンダムの機体を駆る人間。前者一人は最年長だからかうるさいほどこちらや周りを気にかけ、後者二人は何を考えているのかよくわからない。ただの他人だと思った。馴れ合いはいらないと、思った、のに。

「刹那」

仮初の名前。呼ばれることのなくなった本名と違って頻繁に呼ばれるようになった、名前。刹那・F・セイエイ。ただの識別記号。
羊水に浸るように生暖かな気分になる、それ。

「刹那」

あまり、呼んでほしくなかった。


<---ロックオン--->

名前を捨て、戦争の根絶を掲げる組織に入って、初めてそのMSを見た。壮観であった。
同じくMSに乗るのだという人間の三人と顔を合わせて、一人一人、印象なんかを訥々と考えた。怜悧そうだが随分と面栄えのする顔できれいなのに勿体ないとか、温和そうな柔和そうな顔立ちだなー付き合い易そうだなーその前髪は邪魔じゃないのか?とか、考えて、視線ががくんと下がった。捉えた先の、痛んでぱさついている黒い髪の人間を見て、少し驚いた。MSを操縦するのには手さえ操縦桿に届けばいいとわかってはいたのに、そこに年端もいかない子供が存在することに、ひどくショックを受けた。
その子供は他の二人に順々と目を向けていたが、自分と目が合うとふいと何もない場所に視線を投げかけた。笑いもしない、ましてや誰かに縋ったり頼ったりする気配もなくしゃんと背筋を伸ばして立っている子供を見て次に浮かんだのは、悲しみだった。ここが何をする場所なのか、口頭の説明だけでも正確に、無慈悲なまでに正確にその意味も真意も汲み取ったのだろう。それを理解できるのは、過去に日常で嫌というほど戦争に関わってきたからなのだ。可哀想に、親もいないようだ。
つい、子供の手を取った。
左手と中指から小指にかけての三本の指の間接が、その年にしてはおかしいほど骨ばっている。掌が分厚い。人差し指の筋肉だけが立派だ。銃を、握ったことのある、手。その重みを知った、手。何度も何度も引き金を引いたこともある、手、だった。それがむしょうに悲しかった。
子供はいきなり手を掴んだ人間がいることに驚いているのか、目を瞠っていたが、どこを丹念に見られているのか気づいたのか、音が鳴るほど手を振り払って、声をあげた。

「俺に触るな!」

刺さるような下声。煩わしげにぐっと寄せられた眉毛。掴まれた方の手は、背中へ隠してしまっている。
騒いだ声に他の二人がこちらへ目を向ける。肩を竦めておどけてみせた。

「やれやれ、嫌われたもんだな。子供は子供らしく、お兄さんに守られてろよ」
「うるさい」

頭を撫でようとした手は避けられ、一歩、二歩と距離を置かれる。目だけが油断なく部屋をぐるぐる見回し、壁際までにじり下がると今度は入り口に視線を固定した。無理やり連れ込んだ野良猫のようである。
再三肩を竦めると、好印象のやけに筋肉質な少年、アレルヤ・ハプティズムが小さく苦笑いをこぼした。他はともかくこの人間とは比較的仲良くやっていけるかもしれない。

「よろしく。俺はロックオン・ストラトス…ってさっき言ったな、これ」
「僕はアレルヤ・ハプティズム。よろしくお願いします。さっきも言ったけど、別にいいじゃないですか」

とりあえず、職場でノイローゼ、なんて羽目にはならなさそうだ。


<---アレルヤ--->

オレンジ色の機体、キュリオスが自分の乗る機体。これから人を殺すために動かす機体。それがいろんな人たちにメンテナンスを施されるのをしばらく見てから、あてがわれた部屋へ戻ろうとすると、最年長最年少の二人と擦れ違った。

「どうか、したの」
「いんや、刹那がエクシアをみにいくって言い出してなぁ。俺もついてく途中。な、刹那」

声をかけられた、平均よりも低い身長の少年が忌々しげに振り返る。今、彼が話を振らなかったならばそのまま通りすがってしまうのだろう。早々にこの気難しい子供のペースを掴んだ彼は、もしかしたら保父なんかが天職じゃないだろうか。そう思うと、彼、ロックオンがここにいることがとても皮肉に思えた。それはこの子供にも言えることだけれど。
砂ぼこりがよく絡みつきそうな、奔放に跳ねた髪。黄色人種系統が少しまじっているのか、少し悪い色の浅い顔。こごった暖色の目。けれど、その痩躯がどうしても気にかかる。自分が彼ほどの年齢であった頃(あまり思い出したい記憶ではないけれど)は、もう少し身長があった。ならば、長い間ろくでもない食生活を送っていたのだろう、彼は。矮躯にも常日頃からよくない顔色も、食に関心のないその有様も、それ一言で説明が尽きてしまう。自分もろくにまともな生活を与えられてなんていやしないのだけれど、そんな人間は少ない方がいいに決まっている。胸が痛んだ。

「用がないなら、もう行くが」

何も含まれていない感情。随分と昔に感情を置き忘れたみたいな声音だが、それは他人が彼に触るたびに消える。当り散らすようなきつい声でただ さ わ る な ! と拒絶するだけだが、激昂する彼は他の表情より何より人間味のあふれる顔をしている。ロックオンも取り付く島のない彼が機械のように温かみのないというわけじゃないことを知っているからこそ、ああして構っているのだろう。嫌がり、難色を示す彼が好きにしろと折れるまで。その様子が如実に想像容易く、思わず小さく笑った。
彼がいなかったら、刹那やティエリアとはまだ気まずくぎくしゃくした関係のままで、声をかけることすら躊躇ってしまうかもしれない。

「なーに笑ってんだよアレルヤ。思い出し笑いをする男はいやらしいんだってな。知ってたか?」
「じゃあ、ロックオンもいやらしいんですね」
「俺がいつ思い出し笑いなんてしたんだよ」
「それはもう、随所で」
「…付き合ってられない」

刹那は床を蹴った。

「あ、ねえ」

それでも、声をかければ止まってくれるのだ。

「僕も一緒に行っていい?」

ロックオンは嬉しそうに笑う。その笑みを見た刹那は眉を顰めて、いつもの無表情に戻った。
しつこく言い募れば彼は答えてくれるだろう。
好きにしろ、と。




***

ティエリアは…うん。書けません。書けませんでした。
あいつよくわかんねぇんだよ、ぺっ!(こら
みんなせっちゃんを気にかけてるんだよ、ていう話のはずが、時間軸が謎に。
あれ、本編?過去?
とりあえず一期お疲れ様でした!R2見ながら二期を待ってます!
一時間半、自分にしては速く書けた!フーッ!
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