更新
ぎゃっす/もやし/さいゆーき
の3つです。再録だから詳細は割愛。
七夕に更新したぎゃっすを、惜しまずにあげておいて良かったと思える#14でした。
でもいろいろ詰め込み過多な気もする今回、突っ込むに突っ込めないので感想も割愛。
最近の自分のやる気の無さは首をしめてやりたいくらいだと荒む日々。
ああああああああ。
以下、長編のネタにするつもり(とりあえず今やってる長編が終わってから…ね!)の妖怪(?)ばさら主従
オンラインブックマーク・ソーシャルブックマークまたはそれに順ずるものに入れると、もれなくロボット検索に引っかかってしまうので、控えてください。
当サイトは一応全ページに検索避けをかけていますが、完全とはいえないので危ぶんでいます。
非公開型に設定してるよという方もお止めください。管理人はそれを確認するすべを持ちません。
互いに二次創作という黒に近いグレーゾーンを楽しむ以上は、それなりのマナーを守ってください。
雲隠れされて困るのは閲覧者側だということをお忘れなきよう!
やめてって言ってるのがわからないんですか。まじで。
座敷童、というのは、主に人が住む家屋の神棚にそっと居つくものである。存在自体が陽の気の塊で、その気に中ると、木々や生き物は息衝き、芽吹き、暖かな恩恵に恵まれる。負を好む妖怪が多くいる中で、その存在はきわめて希少であり、なかなかお目にかかれない。
座敷童は血を好まない。また、自身が他の害悪から身を守る術は、己の体から滲み出る氣により、それを嫌うものを振り払うだけであり、じつに受動的である。さもありなん、座敷童は他に良い影響を及ぼすだけしかできない、とても果敢ないものであった。それに拍車をかけるように、こんな噂が妖怪の間で広まっている。
曰く、座敷童を食せば、寿命は延びる、と。
人間に比べれば雑花と巨木ほどの開きがあるにせよ、妖怪も不死というわけではなく、また、一部の人間と同じように不死に貪欲であった。
人間も妖怪もこぞって己の私腹を肥やすために、座敷童を乱獲する動きは、最盛期は過ぎたとはいえ、まだ収まらない。
細々と身を隠しながら生きる座敷童と、とある妖怪にもその手は及んでいた。
「なあ佐助。お前になら、俺は食われても良いぞ」
「何いってんの。座敷童の眷属の俺様がアンタを食っちゃ、一族の笑いもんって次元じゃすまないよ?」
「でも、俺は佐助がいい。佐助なら、寿命が延びてほしい」
「アンタそんなこと信じてんの?あんなのただの噂でしょ」
「そうか」
「それにアンタのいない世の中で、長く生きてたってしかたないよ」
「そうか。…うん、そうだな」
手を繋いで、どこまでだって生きていけたら良かった。
そう妖怪が悔やみ続けながら生きていた江戸後期、一人の人間が生まれた。
***
大筋がこんなもんです。とりあえず幽霊を頑張ります。ヒッキーは…うん、目処が立てば復活します。