心に移りゆく由無し事をば。

実はこの話はもっと長くなる予定でした。バッツが食事の間に、同じように飛び入りで駆け込んだときに部屋は満室で玄関で寝たなど、過去旅をしたときの経験を語るだとか、クラウドが大型船の運転免許も持ってるとか、ティナとクラウドは施設育ちで同じ施設にオニオンがいるとか、色々。しかし携帯の字数制限ぎりぎりの中でユースのシステムを説明しながら話をまとめるのは思った以上に厳しかったのと、加筆修正の機会が今後あるともわからないので、自分のメモ用に少々設定などを。


クラウドも元々バイクで旅をするのが好きで、話中にある「どでかいバイク」はその名残です。ジタンと同じくザックスに連れられたのが最初で、落ち着いたザックスはユースを開設、のちにユースに関する全ての権利をクラウドに譲渡します。ザックス大好きなんで、クラウドに何らかの良い影響を与えた人にしたいのです。バッツと旅の苦労を分かち合う場面を入れたかった。

スコールは正直何も考えてませんでした。ティーダと同じクラスに所属、程度で、ティーダに頼み込まれて緩衝材としてついていったのか、あの親子二人でちゃんと下見ができるのかお目付役で同行したのかすら。
ティーダとジェクトも同じで、スコールよりかはビジョンがはっきりしているものの、所詮似たり寄ったりな具合。ジェクトに至っては名前も出てこない有り様で、この三人に関しては明らかに不完全燃焼です。精進します。

ジタンはなりゆきで主視点になりました。当初は旅大好きなバッツの予定でしたが、私が奴のキャラを自分なりに確立できなかったのと、旅行初心者の苦労を混ぜたかったので。初めての人は、ユースに少々面食らうでしょう。十回は泊まった私でも戸惑うもの。そこらへんも丁寧に追っていきたかったのですが、前半で力尽きました。
もう少し書きたかったな。

ところで、登場していない1234について、よっぽど810組よりしっかりした設定がありました。
12は登山者ですが、それぞれ登る山を登る理由も違います。踏破せんがためとか、高山植物の研究のためとか。
3は冒頭の通り67と同じ施設の子。博識で、しかし活発な子で、山になる食用の木の実を採ってきます。木の実はドライフルーツやジャムになります。
4は普通に兄さんとツーリング。しかしゴルのキャラが以下略。
12は一週間滞在して、最後の２日間の間に4兄弟が、３日滞在ののちに２日置いて810組が来るという、使えない設定。